現状ブレーキホース
過去(2006.02.22.)に、社外マスターとホースも交換。 ノーマル(トライピース)からメッシュにする場合、一般的によくやるマスターダブル止め2本タイプにしました。フィッティングがアルミなので安価ではあるがレスポンス向上が体感できます。しかしラジポンに交換した際、パツパツ気味になってしまい、その上フォーク延長までやっちゃってるので、今回は適正な長さのものに交換することにしました。従来はトライピース
ノーマルはトライピース。その中でもTスタイル(ボルトジョイント)にあたる。マスターからのホース1本をセパレーターで2本に分岐させ、左右のキャリパーへ取り回す。確かにスマートで見栄えもよいのだが、社外メッシュホースに交換(3本)だと割高になってしまうし、セパレーターまで社外にしてしまうと合計パーツ代が高価なものになってしまう。そんなこともあり当時貧乏な私は(今も貧乏だけど)、マスターダブル止めの2本タイプにした。他にも色々な取り回しスタイルがあるので、この機会に勉強しときましょう。バイピース
俗に言うhタイプ。マスターから1本のホースを右キャリパーに連結させ、そこからもう1本のホースをフェンダーをまたいで左キャリパーに転結させる。色々な取り回しの中でホースの長さが一番短くてすむ。ってことはフルードの量も一番少なくてすむ。勿論パーツ代も安価。よりダイレクトにマスターからの操作が反映されるような気がする。最近他メーカーのバイク観察してると、このh型をかなり採用している。きっと理想的な取り回しなんだろうな・・・。Yスタイル(ダイレクトジョイント)
トライピースのYスタイルは、カウル付スポーツ車などに良く見られ、分岐のセパレーターの代わりに3WAYアダプター(カシメられた非分割構造)なるものを使用し、ホース全体が一体化したもの。Tスタイルより価格が若干安いが、取り回しが難しい。なぜなら?私がこれ付けたから。今回購入したパーツ 6品
a. ブレーキホース(450mm) × 1 フィッティング付a. ブレーキホース(450mm) フィッティング付
マスターからアダプターまでのホース。 トライピースにした目的としてはマスターからのホースを1本にし、取り回しをスマートにしたかったのと、今後ハンドル交換等(セパハン?)の対処を安価にしたかったのもある。当方のゼファー1100現仕様(ノーマルとの違い)は、ブレーキマスター(ブレンボ)・トップブリッジ(しゃぼん玉)なので、ホースの適正な長さをバイク屋店員と一緒になり、この長さに決めた。b. ブレーキホース(550mm) フィッティング付
マスターからきたホースをアダプターで2本に分岐したホース。ステムから下の部分でキャリパーと連結する。 以前フィッティングはアルミだったが、今回はステンをチョイス。こちらのほうが高級感あるさ。現仕様(ノーマルとの違い)は、タイヤ(17インチ)・キャリパー(ブレンボ 65mmピッチ)で、トップブリッジにより16mmフォーク延長。走行時のフォーク挙動を考慮し若干余裕を持たせた長さ。プロトではホースのイージーオーダーもできるらしいが、既製品は50mm単位でラインナップされている。c. バンジョーボルト
マスター・キャリパー共にブレンボなので専用のステンボルト。メーカーの違いでピッチも違うので買い間違えないよう。因みにバンジョーボルト(シングル)3本しか購入してのは、次に紹介するアダプター使ったから。ここでコストダウンを計っちゃったりしちゃったりする。d. 3WAYアダプター
トライピースでセパレーターの代わりに3WAYアダプター(カシメられた非分割構造)を使用することによりフィッティングが不要になる。カシメられているので直接ホースをねじ込むから、バンジョーボルト(ダブル1本シングル1本)も必要ない。 あぁ!アダプターの材質はアルミでした。 ステンもあるのかもしれないが、ここのお店にアルミしかなかった。ステンのホースだとかじっちゃうかも知れないから、対処としてモリブデングリスも購入。e. ヤマハ ブレーキフルード 500ml
フルードは正直けっちた。ブレーキをラジポンにした時もけっちてこれにした。どうせマメに交換するからそんな違いないでしょ。なんせコンセプトは「ハッタリカスタム」なもんで(汗)。500mlだと、ちとばかし量多くね?いえいえ。今回はホースを新調するのでコレぐらいは余裕持ったほうがいいんですよ。とショップ店員に言われたこともあり、余ったやつでリヤも交換したかったのもあったんで。f. モリブデングリス
金属が強く擦れ合うとこのに、その磨耗を抑えるグリス。やわいアルミのアダプターに硬いステンのホースをねじ込む時、かじっちゃわないようにヌリヌリ。少量でも済むんだけど、バイクには金属同士がこすれあう所はいっぱいあるので、余ったらフル活用します。 購入品はこれで全6品目。 そして仮組に移る。まずはグリスをヌリヌリから
カシメられてところだけに少量ヌリヌリしてくださいよぉ。間違っても先っぽまで塗っちゃダメ。ホースをねじ込んだ時、ホース内にグリスが流れ出してまい、フルードと混ざっちまうから。ホースとアダプターを合体
締め付けトルクはどれぐらいなんだろう・・・・新旧
ゼファー1100 フロントブレーキ純正長(ダブルライン)は右側790mm/左側830mmですが、以前ハンドルブラケットを社外に交換しているので左右とも50mm長めにしてあります。 写真下の新の方は、MFJロードレース技術規則準拠(トライピースのみ。2004年より、ホースの分岐点はアンダーブラケットより上方とする項が、ノーマルも含む全車に適用となります。)ということなので、その精神にのっとり長さも選定しました。マスターシングル止め
今までのアルミ色付きも悪かないけど、こやって取り付けて見るとやっぱステンのほうが高級感あるし、すっきりした感じね。写真はまだガッツリ締めたない状態で、取り合えず全体のバランス(ホースの角度)を見てから最終的に締める。 因みに交換前のマスターダブル止め画像。3WAYアダプターのあんばいは?
キャリパーまでのホース長を左右均等にするとを狙った、ライトケース真下に位置するアダプター。本来はどこかに固定するのがセオリーらしいが、あたしゃ見た目いくなさそうだったので、このままで暫く使ってみます。ホースがライトケースに干渉しない取り回し
仮組してる時、試しに色々な取り回ししてみたのですが、ゼファーの場合トライピースはこれが正当ぽぉです。時すでに遅しって感じ・・・。 プロトさんHPには色々な取り回し例が掲載されてますので参考まで。キャリパーはブレンボ65mmピッチ
上から順に説明してきましたが、最後にキャリーパー。シルバーのブレンボにステンのフッティングがマッチしてステキっす。以前はこんな感じ・・・アルミおニューホースのエア抜きはむずい
フルードを注入しエア抜きも簡単にサクッと、と、いくはずが、なっかなかエアが抜けない。バイク屋店員が「新品のホースだとフルードも多く使っちゃいますし、若干エアも抜け辛いので、根気良くやってください。」ってマジだったのね。両キャリパーからやっつけ後、少し時間置いてマスター。もう大丈夫だろうってところで、ブレーキをベルトで強く縛り一日放置。次の日、ボルトからフルードがにじんでないかチェック。右側キャリパーから少しにじんでいたのでボルトを締めなおし、改めてマスターからエア抜き。意外と残ってましたが、もうエアかんでないでしょう。レバー握ると以前のタッチに戻っていました。ついでにリアもフルード交換
少しフルードあまったのでリアも交換しました。振り返れば3年ぶりですた。責めて一年毎ペースで交換をと記憶しておこう。インプレですが、フロントのトライピースはダブルホースとさほどレスポンスの変化は感じられませんでした。しかし、見た目では十分にレスポンス向上を図れたと満足。セパハン化の措置 (2011/0815)
早速トライピースのパフォーマンスを発揮することになった。と言うのもハンドルをセパハンに変更し、ホース類やハーネスにたわみが出ちゃい、特にブレーキホースが見苦しい。機能的には問題なさそうだけど、見栄え良くすることにしました。トライピースだとマスターから3WAYアダプターまでのホースを交換するだけです。イージーオーダーホース
店頭で販売されているスウェッジラインは、殆どが50mm単位だが、希望の長さでオーダー出来るので今回はしっかり測り直し注文。因みに280mmとは、ジョイント部分を含まないホースだけの長さを意味します。いつものフルード
今回はこの1本で済ませました。念のために2本購入しましたが、節約しながら交換すると1本(100ml)でも可能。ここんとこ短期間に数回フルード交換してるので作業も慣れてきたこともあり、要領をつかめたかな。ただし、この商品安いだけあってレスポンス的には余りオススメしません。どーも賞味期限短いような・・・。2センチカットで調整
めいっぱいタンクを水平にしたいのもコレが限界。ホースも2センチぐらいカット。調整前の傾きはこんな感じ。ついでに^^
前回交換は去年の1月4日。年1交換を目標してましたがすっかり忘れていました。フルードを1本多めに購入したのも想定内。クラッチフルード交換したかったので。ヤマハ/ブレーキフルード
クラッチはフルードのみ交換なので、エアヌキもメチャ楽。これでブレーキ(フロント・リア)・クラッチのフルードは全て同銘柄になった訳ですが、ヤマハ/ブレーキフルードはレスポンス抜きにしてやや劣化・耐久性に弱い感じしたので、忘れてなきゃ暮れ辺りに違う銘柄フルードを試してみようと思います。