NMAX125の弱点はクラッチナット?とても繊細な部品だから素人には扱えない 【駆動系バラシ その4】
2023年2月12日
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NMAX125の弱点はクラッチナット?
とても繊細な部品だから素人には扱い辛い。 【駆動系バラシ その4】
駆動系を弄りだしてからまともに走れなくなり1ヵ月。
いい加減嫌気がさしてるところです。
今回で駆動系いじりを卒業したかったのですが、そうも言ってられなくなりました。
それはクラッチナットです。 マジこのナットはヤバいです。
インパクトレンチで締め付けると簡単にナメちゃいます。
まぁ、買ったばかりのインパクトだし、使い慣れていないこともありますが。
左2個がナメたナット。右は新品ナット。
心配だったから予備でもう1個注文しました。
注目するのは六角の角ではなく内側のネジ山。溝がほぼなくなってます。
外したばかりのシャフト側はこうなってました。
溝に巻き付いているのがナットのネジ山です。
ナットのネジ山をキレイに外した状態がコレです。
下の写真は2個分のネジ山の残骸。
インパクトレンチでこんなもんかなとナットを締め付けた後、
いや待てよ、念のためにもちょっと締めておこうと、
更にインパクトレンチで一瞬だけガァって締めたつもり。
でもその一瞬でナメました。 しかも2個も。 なんてこったい。
自分のへたくそなインパクトの使い方を棚上げし、
ナットの材質が比較的柔いんでしょうかね。
もうナメないよう慎重にゆっくり・ジワーっと締めました。
滑らかにナットが入っていくように5-56を軸に吹き付け、
レンチで締めれるところまでナットを回してねじ込み、
最後にデジタルトルクレンチでトルク値を計測しながら締め込む。
クラッチナット 24mm トルク値 60N・m
完璧です。
この手に詳しい友人にナットのことを質問してみたところ、
純正はあえて材質を少し柔らくし、一気に外れるのを防ぐ役目をしているらしい。
ほぉーなるほどですか。
てっきり粗悪なパーツだと勘違いしてました。
ついでに100キロほど走行した新品のクラッチアウターを外してチェックしてみると、
内側にオイルが付着してました。
クラッチチューにもオイルが少し付着。
何かしら異常をきたしているのではないかと心配になり、
また友人に聞いてみたところ、多分トルクカムのオイルだそう。
純正品はヤマハのグリースE使うから飛ばないが、リーズナブルなリプレイス品あるある。
走ってるうちに勝手に飛ぶけど、気になるようであれば一度外してグリスつけなおす。
またやっちまった?じゃなくて良かったです。
一安心。
しまい