YAMAHA NMAX125 ハイパーイグニッションコイル(SP武川)取り付け&インプレッション
2020年12月28日
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YAMAHA NMAX125 ハイパーイグニッションコイル(SP武川)取り付け
事の発端は、NMAXを所有する知人との雑談でした。
私)NMAXって、冬になると燃費落ちるんだね。
しかも若干排ガスが臭く感じる。
知)寒くなると燃調が濃くなるから、燃費も悪くなるんよ。
スパークを強くすれば多少薄くなるから、イグニッションコイルを換えてみたら・・・
ってことで、ハイパーイグニッションコイルを取り付けることにしました。
SP武川 ハイパーイグニッションコイル ※詳細は公式サイトから引用。
放電電圧がアップし、優れた燃焼効率を発揮するシグナスX用ハイパーイグニッションコイルです。放電電圧はエンジンが高回転になるほど低下し、プラグコード、スパークプラグの劣化状態によっては、ノーマルイグニッションコイルでは要求電圧に届かず、失火の原因になる場合があります。このハイパーイグニッションコイルは全回転域の放電電圧を向上させ、ノーマルエンジンからSステージボアアップキット装着車まで最適な燃焼状態になります。形状はノーマルと同一にすることで、取付けも簡単に行えます。シグナスX(FI)はノーマルコンピューターや弊社FI コンへの影響を気にすること無く取り付けることが出来ます。
詳細↑を読んでいただくと、なるほど・・・
的を得たパーツだということが分かると思います。
実際にどれだけ燃費が向上したかは後にし、先に取り付け説明をサラッと書きます。
購入したのは知人のオススメでもあった武川の「ハイパーイグニッションコイル」。
適合車種:シグナスX(FI)(XC125・NO:SE44J)、シグナスX(FI)(1YP)、シグナスX SR (FI) (SEA5J)(SED8J)、マジェスティS(SG28J)、NMAX(SE86J)
箱の入っていたのは、本体と取説1枚。取り付け説明の記載はありませんでしたが、
以前プラグ交換した際に、イグニッションコイルはどこにあるかは把握してたし、
まぁ、簡単に交換できるだろうとサイドカバー(マフラー側)をガバッと外しました。
※イグニッションコイルはプラグコードの根っこの部分。
フレームが邪魔で見えずらいですが、シート先端の真下くらい。
更に拡大するとこうです。
ボルトの尻の部分が見えてるところ。
ボルト2本で固定され、フレームにぶら下がってる感じです。
もう1本のボルトはここです。
ボルトの尻が見えてるってことは、反対側から外さなきゃいけないと。
ならば反対側のサイドカバーを外して覗き込むと、
ボルトの頭の部分は暗がりで、めちゃ見ずらいときたもんだ。
それでも何とか位置を確認し、
最低でも25センチ長の工具がないとボルトの頭まで届かない。
工具調達にホームセンターまで行ってきました。
六角レンチを延長する奴(エクステンションバー)を購入。
こんな感じで使う。
外した左側サイドカバー側から六角レンチを挿入し、
外すボルトが下に落ちないよう、慎重に外す。
ステップカバーはある程度弾力があるから、
グイッって引っ張れば隙間が作れて作業が楽。
外したイグニッションコイルのボルト2本
イグニッションコイルを車体から外した状態
イグニッションコイルが外れたら、配線コード2つを外してプラグコードをプラグから引っこ抜く。
純正のイグニッションコイルを外すのは比較的簡単で、時間もそう掛かりません。
純正のプラグキャップは再利用します。
純正とSP武川(ハイパーイグニッションコイル)を比較
純正よりSP武川の方が幅あるよう。ちょっと大きい。
プラグコードは純正の2倍はあります。
カットしようとも思いましたが、勿体ないからそのまま取り付けます。
実はここからが大変だったんです。
外したイグニッションコイルのボルトが1本ねーし。
どこかに蹴飛ばしてしまったのか?
結構探したけど駐輪場には落ち葉が沢山。
段々と日が沈む。探すの断念。
即ホームセンター(コーナン)に買い出し。
143円の出費。
もう辺りは真っ暗。
懐中電灯照らしながら作業を再開するが、暗がりだからこれがまた結構ムズイ・・・
何とか1本は留められたけど、もう片方がどうしてもボルトははまらん。
ボルトをねじ込める角度がちょっとヘンくね?
SP武川ハイパーイグニッションコイルは純正より若干大きいから、
微妙に直ぐ上のフレームに干渉してしまう。
だからこうなっちゃうんだな。
フレームとの隙間があと数ミリ余裕があったら難なくねじ込めたのに。
これらは個体差があると思います。
この日は片方の1本だけしっかり留めて諦めました。
翌日には通勤に使うわけだし。
数日後の午前中から作業を再開。
フレームとイグニッションコイルのクリアランスがほぼ無いことを考慮し、
今度はボルトをねじ込むのが難しかったコード側から仮留めを試みる。
ボルト仮留め状態
はまった!!
1本を仮留めするのに1時間くらい掛かりました。
あくまでも仮留め。
それからもう片方のボルトをねじ込むのだが、
イグニッションコイルの位置を微妙に動かしつつ、
ボルトが貫通するところを探りながら、やっとそれを見つける。
30分くらいはやってました。
2本とも仮留め出来たら、あとは本留めして作業を終える。
インプレッション
臭かった排ガスが解消され、しっかりしたアイドリングになった。
走行に関しては、以前となんら変化は感じられない。
取り付け直後に燃費系をリセットしました。
現在の燃費 31.3km/L
2週間ほど様子を見ました。
367キロ走行した燃費は「36.2km/L」でした。
約5キロ燃費が伸びたことになります。
あくまでも、駆動系(プーリー等)をカスタムしてある車両での結果です。
3000円程度の部品だけど、費用対効果は中々のものだと思います。
写真撮った数日後には37km/L代まで回復しました。
しまい
追伸
イグニッションコイルを交換する際には、プラグキャップも交換することをオススメする。