美容院のシャンプーボール部品・水栓(スピンドル)を交換DIY
2018年8月3日
Categories | DIY
知人からシャンプーボールの修理依頼でDIY。
修理代は夜飯ってことでね。
美容院のシャンプーボールのどこを修理するかと言いますと、
水を出すハンドルの下の水栓。
メーカーはタカラベルモントです。
正式の部品名は、「止水バルブ(ホースナシ)/V16 」。
交換前の症状は、
水を出すハンドルを回すとギューギューと音がし、
水栓から若干が漏れている。
かれこれ20年くらい使用し、メンテは何もしてなかったらしい。
多分劣化でパッキン終わってるだろうし、
この際全部取り換えるってことでパーツを取り寄せる。
左は注文した部品。右は取り外した部品。
それでは交換の手順を説明いたします。
※当方は素人ですが参考まで。
先ず取り外し前に、水が噴き出さないように元栓を締めます。
赤丸の2ヵ所をマイナスドライバーで左回りに(時計の逆)締めます。
水が出ないか確認しましょう。
次にハンドルを外します。
簡単に外れない場合、
ドライバーをハンドルの下に入れ、てこの原理で少しずつ持ち上げる。
交換する本体部品があらわに。
やばいす。
水栓本体を外します。
上下2か所のナットを外せば簡単に本体は外れます。
黒いホース内には少し水が残っているので注意。
バラシ終了。
新品部品を取り付けます。
発注した部品には、パッキンも付属しています。
古いのは全部ゴミとして破棄。
じゃばらな金属ホースと水栓を合体。
注)パッキンを入れることを忘れずに。
次に黒いシャワーホース(シャワーヘッド付)を取り付けます。
これからがポイント。
長年使っているシャワーホースにはある程度曲がりクセが付いてます。
普通にナットを締めるとホース側のナットも一緒に回ってしまい、
妙によじれてしまいます。
よじれないようにするにはこうです。
取り付けた状態を想定し、
ホース側のナットを回らないようにペンチで固定して、
水栓側のナットを締めつけていきます。
この取り付け方は、以前バイクのブレーキホースを交換した時の応用。
取り付けた状態は、ホースの曲がりと水栓本体が一直線になる感じですかね。
水栓本体をシャンプーボールに取り付けます。
この際、じゃばらなホースを仮止めしてから、
シャンプーボールのハンドル部分を本締めしたほうがやりやすいです。
こんな感じ。
パッキンを置き、
仮止めします。
で、
ハンドル側を
下で仮止めしているから水栓が落下しません。
こちらから締めようとすると、水栓本体が落下することがあるかも。
水栓の頭の部分を閉める場合、注意しなければいけないことは、
きつく締めすぎないこと。やりすぎるとシャンプーボールが割れます。
水栓がガタつかない程度で大丈夫。
後でガタついてきたら、締めなおせばいいことですし。
最後に下のじゃばらホースを本締めします。
下から覗き込んだ写真。
これ忘れずに。
止め水栓(お湯側と水側2ヵ所)を時計回りにゆっくり開放し、
好みの水圧に調整する。
これで作業終了です。
当記事を参考に作業していただければ、素人でも10分程度で交換できます。
しまい