ホンダ スペイシー100 アイドリング不調の修理 完結編
2019年9月18日
ホンダ スペイシー100 アイドリング不調の修理 完結編
自分で修理される方は、「修理の前編」「修理の後編」もご覧ください。
と言うことで、
またアイドリング不調を発症したので修理しました。
アイドリング不調の症状は、
今時のエコカーじゃあるまいし、信号待ちでエンストしちゃう。
停止中、回転数上げてないとエンストしちゃう。
更に今回の症状は、エンスト後にエンジンが中々掛からない。
経験からして不調の原因は察しが付いてました。
ココです。
シート下のチューブが劣化で千切れてしまうと、
低回転(アイドリング等)でエンストしてしまう。
悪さするチューブは赤線が引いてある2本です。
左側のチューブは前・後編で修理したのできれいです。
今回は右側の根っこに亀裂が入ってました。
軽くひねったら簡単に千切れましたが、
よーく見ないと亀裂が分かりませんでした。
取り出したチューブです。
このチューブ交換はかなり厄介でした。
それは・・・
これくらいバラさないと作業できません。
そして、うまーく剥がさないと噛み合ってる爪が折れます。
因みに私は2ヵ所折っちゃいました。
シート下のキャブから出ているチューブはタンク下まできてる。
こんな感じに(赤線)。
「ココまで」の所は、タンクの真下。
拡大写真はこれ。
タンク下に繋がれたチューブは、
タンク内に負圧を加えるためにエアを送るチューブなの?
もしそうだったら、エンスト後にエンジンが掛かりつらいのが納得いく。
圧が掛かっていないからガソリンが落ちづらい。
まいや。
交換後に問題なく症状が改善されれば問題ないし。
新しいチューブは前回修理した時に余ったやつ。
いい感じに長さが足りました。
レンチをあてがって手を突っ込める隙間を作り、
やっとこさチューブをブチ刺し、ホースクリップ持ってなかったので、
結束バンドを代用してガッチリ留めた。
キャブ側も同じように繋いだ。
組み立てる前に、エンジン掛けてみる。
するとアイドリングでエンストしない。
回転数も安定している。
全部くみ上げ後に近所を試運転。
全く問題なし。
よかったよかった。
しまい