YAMAHA NMAX125 前後のブレーキパッド(ベスラ)オーガニックとフルード交換
2020年10月13日
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YAMAHA NMAX125 ブレーキメンテナンス
前後ブレーキパッド(ベスラ)オーガニックとブレーキフルード交換
前回のオイル交換時に、作業スタッフからパッド交換を進められていたので、
自分でやってけました。
バイクのブレーキメンテは、もう何度も自力でやってるのでお手の物。
ってか、結構ヘマやらした経験もあります。
果たして今回は上手くメンテできたのでしょうか。
パーツショップで購入した部品は、
もしやと2本買ったけど、やっぱ1本で十分でした。
上記写真の右側は抜き取ったフルード。いい感じに赤黒く熟成?されてました。
ゼファーに乗っていた時から「ヤマハ フルード DOT-4」は使っていたから、
自分的には定番のフルードです。なんせ安いし ウフフ
先ずはフロントブレーキパッドから交換。
前からやったのって特に意味なし。タマタマ
交換前に下から覗き込んで確認しましたが、まだ残ってそうだけど、
気持ち良く前・後とも交換することに。
このスクーターは2万近く走っていた中古購入。
残量から察すると、前オーナーが一度フロントだけ交換したのだろう。
念には念をで「nmax125 ブレーキパッド交換」でググッて、
ヒットしたページを参考に作業を進めました。
因みに、私が参考にしたホームページはこちら
https://mihiro.sakura.ne.jp/shimoken/nmax-026.htm
作業手順をザーッと残しておきます。
フロントブレーキパッド交換編
1.スナップピン2本外す
ラジオペンチで簡単に外せます。
2.キャリパー外す トルクスレンチ(T50)でトルクスネジ2本外す
キャリパーを外したら、絶対にやってはいけない事があります。
ブレーキレバーを握り、ブレーキをかける行為はしないこと。
これやってしまうとキャリパーのピストンが飛び出してしまい、
最悪フルードがこぼれ出る。その昔に経験したことがあります。
3.パッドピン外してブレーキパッドを外す
パッドピンを外せば簡単にパッドも外せる。
まだ使えそうな3ミリ程度残ってました。
4.キャリパーを洗浄
パーツクリーナーで洗浄するがキリないので、
ブラシ使ってゴシゴシ・バシャバシャ念入りに水洗いしました。
中性洗剤だったらなお良かったかも。
5.ブレーキパッドにグリス塗布
ポイントは、ピストンがパッドに当たってる所にグリスを塗りますが、
ピストンの先端にはグリスを塗らないこと。
ピストンをある程度押し込まないといけない作業があるから、
グリスが付いていると、手がベタベタになっちゃう上、必要ないところに
グリスがくっついちゃいます。
6.キャリパーのピストンを押し込んでブレーキパッドを取り付ける
ブレーキパッド交換のキモ的な重要作業。
ピストンを両手の親指を使って均等に押し込みます。
この均等が要注意。
どちらかの力が強くてピストンが斜めに押し込まれてしまうと、
自力で押し込むことは出来なくなり、それなりの工具が必要になります。
このミスは経験者です。
ですが、めっちゃ固いので、そう易々とピストンを押し込むことは難しい。
怪力が必要。
一度押し込んだピストンでも、自然にジワーッと出てきちゃうので、
押し込んだらサクサク作業進めなくてはいけない。
7.キャリパーをブレーキローターにはめ込む
パッドピンを差し込んだだけでパッドはある程度固定されるから、
サッサとキャリパーをブレーキローターにはめ込み、最後にスナップピンで
8.最後にスナップピン2本を差し込む
※パッドが3ミリ程度残っていたので、問題なく作業を終えましたが、
ほぼパッドが残っていない場合、ピストンを押し込む作業で手こずりますが、
リアブレーキパッド交換編で対処法を説明します。
リアブレーキパッド編
汚れが気になったので、バラス前にパーツクリーナーで洗浄。
要領はフロントのブレーキパッド交換と同じ。
ただし、ブレーキパッドがほぼ無かったこともあり、
ピストンを押し込む作業が難しかった。
ボルト2本外してキャリパー外そうとしてたら・・・
ブレーキホースが短くて外しずらい。
キャリパーをローターに沿って下にずらせば簡単に取れました。
が、外すのに集中してたから「蚊」が刺してるの気付きません。ワハハ
スナップピン2本を外してパッドピンを引き抜く。
外したブレーキパッドは殆ど残ってなかった。
で、ここも削れてたんです。
赤丸のところはベースの一部なのでしょうか?
最近、ブレーキ掛けた時、引きずってるようなシャーシャー音がしてたような。
ここがディスクローターに当たってた音だったのかも。
ディスクローター確認すると、目視では分からないが、
触ってみると薄っすら溝ができてました。
暫く走ってみて、何かしら違和感があればディスクローターを交換しようと思います。
ブレーキクリーナーで洗浄し、
更にジャブジャブ水洗い。
キャリパーにパッドをはめ込む前にピストンを押し込むが、
それが押し込めませんでした。
原因は、私の力がなさ過ぎたのもありますが、
パッドが削れ過ぎた分、ピストンが飛び出してるから。
頑張って押し込んでも、ディスクローターが入る隙間が出来ませんでした。
どうしたもんかと少し考えましたが、答えは簡単な事でした。
ブレーキの圧を抜く。
キャリパーのフルードが出てくる根っこのナットを緩めると圧が抜けます。
圧が抜けたところで、ゆっくりピストンを押し込んでいくと、
そう力を加えなくても簡単に押し込めます。
ただ、ブレーキの圧を抜くと必然的にフルードがこぼれ出てくるので、
フルード交換用のチューブを差し込んでおけばOK。
この後の作業はあっという間に終えました。
パッドをはめ込んでパッドピンを差し込み、
キャリパーを取り付け最後にスナップピン。
リアブレーキパッド交換作業終了。
チューブは引っこ抜かず、これからフルード交換をします。
パッド交換した時はフルード交換も一緒にやっておいたほうが健康的。
フルード交換はもう何度もやってるから慣れたもんです。
抜き取ったフルードと新品のフルードの比較。
ヤマハ純正フルード1本の容量は100mlで500円くらいで買えます。
この1本で前後のフルード交換は十分可能です。
だから交換時に新鮮なものを1本購入することをオススメします。
高価フルードを購入されても、その違いはほぼ判断できないと思います。
おニューのパッド&フルードの乗り味・効き味は、
ブレーキのタッチが向上し、効きも良くなったことを体感できました。
しまい