NMAX125の壊れたクランクシャフトを復活させた蘇生術 【駆動系バラシ 最終章】
2023年2月16日
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NMAX125の壊れたクランクシャフトを復活させた蘇生術
【駆動系バラシ 最終章】
自力でウエイトローラーとクラッチを交換することを試み、
やっと最終章を迎えることができました。
前回の記事にもあるように、
クランクシャフトのネジ山をオーバートルクでナメてしまい、
にっちもさっちもいかなくなりバイク屋にヘルプミーした訳です。
そして、クランクシャフトを交換するマネーが乏しく、
でも通勤号だから直ぐにでもNMAXを直してほしいのですが・・・
バイク屋に頼んだところ、低額で修理する方法はなくもないですよと回答を得る。
でも、その修理をするとプーリーは今後外すことは出来ないですよと。
それを覚悟の上、修理を依頼しました。
NMAX純正のプーリーナットはグランドアクシスと同じものが使われてます。
高さは7mmです。
これだと今後緩みの心配があるので、高さを増した12mm程度のナットを使用しました。
更にこのナットは1.25ピッチです。
元々1.5ピッチのネジ山がナメちゃってるので、しっかり抵抗がでるように
1.25ピッチのナットを無理矢理ねじ込み締め付けました。
いちおこれだけでもしっかり締め付けられているそうですが、
念には念にと、ナットとクランクシャフトを溶接しました。
プーリーはもう外すことは出来なくなり、勿論クランクシャフトも再利用不可。
次回プーリーやウエイトローラー交換にはクランクシャフトも交換しなくてはいけません。
その時が来たら費用をかけてカスタムするか、乗り換えになります。
2・3年後のコンディションにより判断する予定。
ウエイトローラー(ドクプリ)・Vベルト(デイトナ)・クラッチASSYを
新品交換した駆動系バラシシリーズの締めくくりは、クランクケース エレメントを
中性洗剤で洗い再利用。
黄色面 洗浄前 ↑
黄色面 洗浄後 ↓
洗浄前 ↑
洗浄後 ↓
数キロ走行して異常がないことを確認しました。
ウエイトローラー8g→10gに交換したことで、
スタートダッシュが遅くなった印象を受けました。
しまい
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